名古屋のサテライト会場は『モデリングxアジャイル』テーマで、名古屋アジャイル勉強会が主催で開催。
午後のワークショップは私が担当しました。
YOU&Iさんをはじめとする名古屋アジャイル勉強会のスタッフのみなさん、ドメイン駆動設計読書会@名古屋(DDDNagoya) 主催のRKTMさんと参加者のみなさんのサポートによりなんとかできました。
心より感謝申し上げます。
今回は「アジャイルにモデリング」ということで、モデルの書き方ではなく、どういう『姿勢』でモデリングするかという事が主題。
特に、
- モデルを使ってコミュニケーション
- インクリメンタルにモデリングする
という2点を意識した内容でいきました。
今回のワークショップの準備で、スコット・W・アンブラーの『アジャイルモデリング』をそれなりにちゃんと読んでたりして、モデリングという行為について良く考えるいい機会になったと思う。
普段の仕事でも、もう少し無駄を省けるかなという気がする。
”モデリング”と言うと、表記法などモデルそのもの書き方が話題の中心となることが多い。
まあそれはとても普通の事なんだけど。
『アジャイルモデリング』は、アジャイルにモデリングに取り組む『姿勢』が語られている本。タイトルに「モデリング」という言葉がはいっていて、これだけ記法などが書かれていない本は他にないんじゃないかな。
今回のワークショップで、参加者の皆さんにその”姿勢”が伝わっていたらとても嬉しいです。
- 複数人でモデリングするという事
- やりすぎてわけわかんなくなる前に実装してみるという事
が、結構イイ感じである事は皆さん感じていただけたのかなと思う。
普段の仕事でも、ホワイトボードに簡単にモデルを書いて「こうじゃね?」という感じでディスカッションする事は時折あって、生産性の高いコミュニケーションになっていると思う。
ドメイン駆動設計読書会@名古屋(DDDNagoya) でも、参加者みんなでわいわいと意見を出し合いながらモデリングしたりして、これがまた楽しかったり(私はなかなか参加できていないが…)。
また、Qcon Tokyo 2013でも、原田騎郎さんの『DDD を Scrum で廻す。あるいは Scrum を DDD で廻す。』というセッションがあって、その中で複数人でホワイトボードでやるのが良いと言われていた。
そうする事によって、メンバーのモデリングスキルも上がってゆく。
もっと積極的にこのやり方を使っていきたいと思う。